継続法

ポイント

どうやったら継続できるか

まず大前提として
①意思の力は有限(意思力は消耗資源)
②モチベーションは必ず落ちていく
③続けられなくなる事件・事情が必ず発生する
ということ認識する必要があります。

従って、
意思力が尽きても、
モチベーションが続かなくても
それでも
続けられる工夫が重要です。

また
続けられない事情が起きても、
がっかりしないことも大切です。

完璧主義の人ほど、
小さなつまずきで全てを投げ出しがち、
なんだそうです。

例えば、無遅刻無欠席を何年も続けている人は
ほんの少しの遅刻にも耐えられなくて
「いっそのこと今日は休んでしまえ」
と思ってしまうとか。

続けられなかった日があっても、
どんなにがっかりしても
再開までの日数をいかに短縮するか。
あとで1年間で通算したときに
やった日数を最大化したいものです。

自分に合うやり方を見つける

実はいろんな工夫、方法があります。
いろいろ試してみて、
自分のキャラに合ったやり方を
見つけるといいと思います。

例えば、
私は30代後半に英語の勉強を再開した際、
毎月1冊、ニュースダイジェストという教材を
やっていました。

当時はカセットテーブだったのですが、
通勤の往復で歩いているときはテープを聴き
電車の中でテキストを読みます。

当時の英語力では、
自力で聞き取れるのはせいぜい2割。
それ以上は何回聴き直しても分からない。

それが、電車の中でトキストを読んで行くと
「そうだったのか」の連続。
できないことより、
分かったことの快感が勝りました。
そして
分かって聴いてみると聴き取れます。
2日ほどでテープは一巡するんですが、
日に日に聴いて分かる範囲が増えて行って
月末になったらちょうど全部分かる。

一冊やり切って、
来月はどの教材を使おう、と
本屋さんでいろいろ選ぶのが
本当に楽しかったです。


当時会社の同僚で東大を出たやつは
アルク社のリスニングマラソンを
学生時代にやっていて、
毎月次の教材が送り届けられて
そうやってペースを作ってもらえると
いくらでも勉強できた、とか。

私は自分で選べないとイヤだったので
タイプが全然違うと思いました。

意思力を使わずに続ける方法

1. 習慣化する
・21日間がんばる
(脳科学的に21日がまんして続けると習慣になるそうです)
・生活ルーチンに組み込む
(例:歯を磨く時に一緒に何かする)

2. 人の力を借りる
・英語プレゼン大会などに申し込む
・アポを入れる(勉強会などに)
・SNS等で宣言する
・コーチをつける
・仲間を見つける
・「みんなのトレーニング」等のアプリに登録する

3. 場所の力を借りる
・カフェ、図書館、コワーキングスペースを利用する


4. 実用化する
・英語を使う仕事に就く
・英語しか分からない人と友だちになる
・洋書を(楽しみで)読む
・英語ラジオを(楽しみで)聞く
・英語番組を(楽しみで)見る

モチベーションを高める方法

・努力を可視化する
・試験を受ける
・成果を実感する
・ご褒美をつける
-SNSのいいね
-何かを自分に許す(飲食物・買い物・気晴らし)

・身銭を切る
・儀式を作る
・ルーチンを作る
・ノルマ化する
・最低線を決めてそれを認める
・現実で試す
・目標を細分化する

・困難をポジティブに捉え直す
  困難さ=参入障壁なので
  頑張って超えることができれば
  他の人がなかなか参入できない地位
  を得たことになります。

圧倒的に強いのは「成果を実感する」です。
今まで聴けなかったことが聴けるようになったり
テストの点が上がったり。

コンフォートゾーンを「広げる」

コンフォートゾーンとは「安住できる領域」のことです。
足が速いとか生まれつきの能力だったりもしますが、
基本的には努力して獲得した領域と思います。

努力が実ると
苦手だった分野が得意分野に変わります。
つまり「コンフォートゾーンが広がります」

これは見方を変えると、
せっかく出たコンフォートゾーンなのに
またコンフォートゾーンに戻ってしまったことになります。
なので
ここにあまり長く安住してはいけません。

例えばTOEICで、400点、500点・・・800点、900点と
点を上げていくのは素晴らしいことです。

でも
900点取ったらもう良くないですか?
満点(990点)取ったらもう良くないですか?

なんで2回目の満点を目指すとかするんですか?
 (TOEICの先生になるのならOKですが)

ラダーシリーズという英字の本があって
2000語水準とか
3000語水準とか
段階(ラダー)があります。

英語教育者の酒井先生によると
ある水準から始めた人が
その水準を読みこなせるようになっても
その水準の別の本を読むばかりで
いつまでも次の水準にいこうとしない
と歎かれています。

コンフォートゾーンを「出る」、という表現は
私的には違うと思っていて、
「広げる」が正しいと思います。

過去を振り返るときも、
・コンフォートゾーンを出たか?
ではなく、
・いくつのコンフォートゾーンを新たに獲得したか?
を問いたいものです。